2010年09月30日

日本の古典建築探訪_臨春閣 #04 第三屋2階_村雨の間 内観    三渓園内/横浜市


臨春閣第三屋2階 村雨の間  明るく開放的な造りで、室内から高欄越しに見える外の
景色もひと際きれいに見える。


改めて、畳などが敷いてある和風な空間は何も無くても、様になるものである。

色々な使い勝手が想像される。
ちょっとテーブルを出して、昼の弁当を食べる。
座布団を枕にちょっと昼寝をする。風が心地よさそうである。
少人数のセミナー等の集まり。茶会や懐石での使用等の想像が自然と膨らむ。

畳敷きの和室の、物を出したり、しまったりで、様々な用途に対応可能な点は今後も大切
にすべき良い点であろう。

洋風な部屋は何も無ければ、ただのガランとした空間であり、用途に応じて家具等が置か
れて初めて、生活のシーンが思い浮かぶ。また最初から使用目的を決めてデザインされ
ている事の方が多い。
よって、元々色々な用途に対応可能なようにはデザインされていないので、その後の用途
は限定的であろう。

その点、和室の、いかようにも使い勝手が想像できる、この柔軟性は楽しくもあり、大きな
魅力であろう。


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2010年09月29日

日本の古典建築探訪_臨春閣 #03 第三屋_外観        三渓園内/横浜市


臨春閣第三屋 池越しに見る   右端の池に張り出している建物が、第二屋であり、
その左側に連なる2階建ての建物が第三屋である。


丁度一戸建ての住宅ほどの大きさであろうが、いかめしさや堅苦しさもなく、簡素で周囲の
自然とよく調和して、何とも見とれてしまう景色を作っている。

この様に品のある住宅は、めったにお目にはかかれない。

posted by pao at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築探訪_三渓園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月28日

日本の古典建築探訪_臨春閣 #02 第二屋_広縁    三渓園内/横浜市


臨春閣第二屋 池に面する広縁

この広縁は、元々は紀ノ川(和歌山市)に張り出して
建てられていたようである。大変開放的な造りで気分爽快である。



臨春閣第二屋 広縁より池方向を見る  

この眺めも申し分ないが、川面に面していたと考えると、せせらぎの音や、水面を渡る風
などがあったであろう。

現在の臨春閣は日本庭園内にあるので、環境としては桂離宮に近く、更に印象も両者共
に静かで穏やかな優美という印象であるが、紀ノ川に張り出して建てられていた当時は、
これとは少し違った印象がするのではないだろうか。

涼を求めた川辺の別荘の方が、よりアウトドア志向が強く、より深く身近に生の大自然を
感じられるであろう。水音や動き、風などが加わり、よりダイナミックであろう。

まさに夏の別荘にはふさわしいものであったろうと象像される。

ラベル:臨春閣 広縁 別荘
posted by pao at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築探訪_三渓園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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