2011年01月21日

ローマ #05 カラカラ浴場のタイル模様  イタリア


カラカラ浴場の床のモザイクタイルを見る(その1)


このあたりが、お風呂のタイル模様の起源のひとつではないだろうか・・・?。



カラカラ浴場の床のモザイクタイルを見る(その2)


これが古代ローマ人の、リラックス タイムの、もう一つの美意識の反映なのだろうか。



カラカラ浴場の床のモザイクタイルを見る(その3)


カラカラ帝の浴場
ローマ市内にある代表的な古代浴場。206年にセプティミウス セウェルス帝が着工し、その子
カラカラ帝が216年に開場。330m四方の大囲壁の内部に冷浴・温浴・熱浴室などの浴場のほ
か、講演室・体育場・図書室・ミトラ礼拝堂などを備えた大規模な娯楽・社交施設。約2500人を
収容。
出典:建築大辞典 彰国社


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2011年01月17日

ローマ #04 カンピドリオ広場 +α  イタリア


カンピドリオ広場  1546年頃着工、設計はミケランジェロである。


幾何学的な模様で、古都ローマの中にあっては、少々堅い印象がした。
しかし、デザイン的に改めて見れば、大変優れたものであろう。現代の角ばった、ビル群の中に
あっても、十分にマッチする、斬新さのような魅力がある。

次に紹介する、つくばセンタービルで、磯崎新氏は、このカンピドリオ広場をモチーフにして、広場
をデザインしている。

ちなみに、この広場で試みた、ミケランジェロのこの特徴的な設計手法は、後を引き継いだベルニ
ーニにより、後のサン・ピエトロ広場に反映されているとのこと。サン・ピエトロ広場の方がはるかに
巨大であるが、両者共に、楕円形をしている。



つくばセンタービルの広場を見る  こちらは磯崎新氏設計、完成は1983年。


磯崎氏は、カンピドリオ広場を歴史引用のモチーフとし、全く同じものを作るのではなく、反転という
操作を加えているという。
カンピドリオ広場は丘の上、つまり1番高い所にあるが、つくばセンタービルの広場は、1番低い所に
ある等である。
確かに本家は、黒地に白線の模様に対し、こちらは、概ね白字に黒線の模様となっている。


タグ:ローマ 広場
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2011年01月12日

ローマ #03 パンテオン  イタリア


パンテオン内部    円形の壁には、ローマの7至聖神を祀る為の7個のくぼみ(ニッチ)が作
られている。内部は直径、高さとも、約44.5m、円形の周壁は、最も厚いところで6.2mにもお
よぶとのこと。上部のドームを支える為には、この厚さの周壁が必要ということであろう。ちなみ
に、ドーム状のアーチ構造の荷重等の力の流れは、主にその重量としての垂直方向の力の他
に、水平方向に外側に開こうとする力が働くと言われている。この水平方向の力にも対抗する
為に、厚さ6.2mもの周壁で、全周をリングのように固める必要があったものと思われる。



ドーム天井見上げ  円形の壁の上に半円形のドーム天井が乗り、頂上部には、直径約9mの
明り取りの丸い穴が開いている。


パンテオンの魅力は、シンプルで合理性と構造美を、力強く率直に表現した、この内部空間であ
ろう。この感覚は、古代ギリシャ・ローマ遺跡で感じる、あの爽快感、明快性、力強さと共通する。

パンテオンがほぼ原形のまま、我々が目にする事ができるのには、いくつかの要因があるらしい。
1、当初に意図した、特異な円形の内部空間が、とても美しく優れており、更に高い技術力で、十
分な構造的な強度と耐久性を持っていたこと。
2、一時、教会などにも使用された事もあるようであるが、平面が正円である点、そして必要な諸
室等を増築するような、融通性を全く持たない点などで、原型にあまり手を加えられていないこと。
などがあるようである。


パンテオンは、様々なローマの神を祀る万神殿として、紀元120年頃に現在の姿になったと言わ
れている。この時代は、 古代ローマ時代の最後の方で、技術やデザイン的にも最も充実した時
期であるらしく、以後のドーム建築の手本とされているとのこと。


posted by pao at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築旅日記_イタリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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