2014年02月03日

築地散策 #07 青果・妻物                       中央区築地/東京都


八百屋その1


今までは野菜類をこの様に、一品々良くながめて見るということが、ほとんど無かったように思う。
思い返せば、野菜については、一年中いつもの商品棚にほとんど季節感なく並んでいるように思
われる。
今日の野菜は色つやがよく元気そうで、きっと今が旬で食べ頃だろうなどと、野菜たちからの積極
的なアピールに共感して買うという様なことが、ほとんど無かったことに気が付いた。

おそらく、自然からの恵みやその営みには、人間の心情を動かす力があると私は思っているし、
また、そうであるべきだとも思う。
なぜならば、私たちの遠い祖先は自然に寄り添い、その恵みを得ることで繁栄をつづけることが
できたのだろうし、その遺伝子は我々の体内にもきっと受け継がれているに違いないからである。

自然から発せられるこの様な情報に無関心になるという事は、おそらく人類にとって、けして幸福
な事では無いだろう……。
などと、そんなタイソウな考えが、元気そうな野菜たちを見ていて頭に浮かんだ。

そうなのだ、この様な思いにさせるところが、まさに自然の力なのかもしれない。
何10種類かの栄養素を盛り込んだという加工食品からは伝わって来ない、精神的な力があろう。


それにしても、日本の各地より旬なものが集められているようで、それはそれでやはり日本一と
いってもよいであろう築地ならではの贅沢であり、光景かもしれない。
地産地消の精神には反するが、江戸の昔から、商売の中心地で、現在でも銀座という最高を求
める商業地に隣接し、高額でも買い求める客が絶えないというこの立地は、まさに特別なもので
あり、築地の最大の特徴のひとつであろう。



八百屋その2




ラベル:築地
posted by pao at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常の発見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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