2010年10月23日

クレタ島 #04 クノッソス宮殿              エーゲ海の島々/ギリシャ


階段室や吹抜け等を設け、光を内部まで取り込む工夫が随所に見られる。


クノッソス宮殿の遺跡は、期待していた以上に大変満足できるものであった。これは、ヨーロッパ
などで主流の様式である、ドーリア、イオニア、コリント様式などというようなものに拠らない、独自
のデザインである。

細部の造形はほとんど無いが、その事によるマイナスの印象はない。全体の構成や空間の性格、
光の使い方など、当時の人々の明快な考え方が伝わって来るようである。

柱のデザインも特徴のあるものであるが、柱の使い方もかなり意識しているように感じられた。女王
の間の脇の浴室に1本だけ装飾された柱があったり、又階段の折り返しの所にも、1本だけ柱がある
など、要所と思われる所に意識的に柱を配しているように思われ、目を引いた。


クノッソスの宮殿 Palace of Knossos クレタ島の先史時代の最も代表的な宮殿。前2000
年ごろ建造、前1600年ごろ再建、長方形の中庭(約28m×50m)の周囲を無数の広間・小部
屋・柱廊、吹抜け・テラス・階段・廊下が2層〜4層をなしてとり囲む複雑で大規模なプランを持つ。
上下水道の設備は完備し、壁面は優美なフレスコで飾られていた。
1900年以後になってA.J.エヴァンズが発掘、『The Palace of Minos at Knossos,1921
〜36』を発表。
出典:建築大辞典 彰国社


前1400  この頃、クレタ島諸宮殿破壊されミノア文明の盛期終わる
出典:世界史年表 河出書房新社


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2010年10月22日

クレタ島 #03 クノッソス宮殿               エーゲ海の島々/ギリシャ


クノッソス宮殿 女王の間の壁画


壁などにある壁画は、明るく洗練されたものであると思う。特に女性の姿などの壁画は、どこか
神秘的でもあり、大変魅力的に描かれている。
また、イルカであろうか、涼しそうに壁に泳いでいる。なんと直接的で明るく、自由な表現であろうか。

とても率直に、自由でおおらかにデザインをしているようで、親近感と好感が持てる。
こんなところからも、大変平和的な民族性であったように感じた。


posted by pao at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築旅日記_ギリシャ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月20日

クレタ島 #02 クノッソス宮殿          エーゲ海の島々/ギリシャ


階段部の列柱 柱のデザインも特徴的である


クノッソス宮殿の印象は、大変平和的である。

壁画などには、細身の優雅な女性たちが描かれたりしている。
イルカなども描かれているが、色使いが明るく、やさしさの溢れている絵である。

後で思い返して見るに、外敵に備えた高い城壁等も無かった。


posted by pao at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築旅日記_ギリシャ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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