2010年10月02日

日本の古典建築探訪_臨春閣 #05 第三屋1階_天楽の間 笙と笛をデザインした欄間                                         三渓園内/横浜市


臨春閣第三屋1階 天楽の間の欄間  朱塗りの高欄に本物の楽器である、笙(しょう)と
笛を使用してデザインしている。


この天楽の間は主に居間として使用されていたようである。床の間に琵琶などが飾られている。

居間という主に私的な使用であれば、個人的な趣味・嗜好をデザインに取り入れても大いに
歓迎されることであろう。逆に又、私的な空間であるならば、その人となりが伝わるインテリア
の方がかえって好感が湧くというものであろう。

招かれる側とすれば、欄間の笙や笛を話題に出来て好都合でもあるし、話が盛り上がりそう
である。そういったものが何も無いのは、かえって客人に少々気を使わせることになろう。

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2010年09月30日

日本の古典建築探訪_臨春閣 #04 第三屋2階_村雨の間 内観    三渓園内/横浜市


臨春閣第三屋2階 村雨の間  明るく開放的な造りで、室内から高欄越しに見える外の
景色もひと際きれいに見える。


改めて、畳などが敷いてある和風な空間は何も無くても、様になるものである。

色々な使い勝手が想像される。
ちょっとテーブルを出して、昼の弁当を食べる。
座布団を枕にちょっと昼寝をする。風が心地よさそうである。
少人数のセミナー等の集まり。茶会や懐石での使用等の想像が自然と膨らむ。

畳敷きの和室の、物を出したり、しまったりで、様々な用途に対応可能な点は今後も大切
にすべき良い点であろう。

洋風な部屋は何も無ければ、ただのガランとした空間であり、用途に応じて家具等が置か
れて初めて、生活のシーンが思い浮かぶ。また最初から使用目的を決めてデザインされ
ている事の方が多い。
よって、元々色々な用途に対応可能なようにはデザインされていないので、その後の用途
は限定的であろう。

その点、和室の、いかようにも使い勝手が想像できる、この柔軟性は楽しくもあり、大きな
魅力であろう。


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2010年09月29日

日本の古典建築探訪_臨春閣 #03 第三屋_外観        三渓園内/横浜市


臨春閣第三屋 池越しに見る   右端の池に張り出している建物が、第二屋であり、
その左側に連なる2階建ての建物が第三屋である。


丁度一戸建ての住宅ほどの大きさであろうが、いかめしさや堅苦しさもなく、簡素で周囲の
自然とよく調和して、何とも見とれてしまう景色を作っている。

この様に品のある住宅は、めったにお目にはかかれない。

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