2011年03月22日

古典建築探訪_仙洞御所 #04 水辺の風景        上京区京都御苑内/京都市


南池の柔らかみのある曲線の美しい汀を見る


丸い小石を敷きつめて、柔らかい曲線を見せる磯浜と並んで、ここ仙洞御所で印象深く思い
出される景色が、南池に岬の様に突き出している、この水辺の風景である。

何とも柔らかみのある優しい曲線で池と接している。このような光景は他ではあまり見かけな
い。この二つが、特に印象深いので取り上げたが、仙洞御所全体にこの傾向がみられ、優しく、
優美な印象を与えている。 仙境のイメージとでも呼べるのではないだろうか。

この仙洞御所は、徳川幕府の命により、小堀遠州を奉行として、造営(1630)されたとある。
上皇の住まいである点、更に、当時の幕府の行いをこころよく思っていなかった後水尾上皇の
気持ちを納める狙いもあったのではないかとする説、なども関係しているのであろうか。
また、「桂離宮庭園や修学院離宮庭園などと共に、王朝形式の数少ない宮廷庭園の遺構とし
て極めて貴重である。」との解説も目にしたが、この 「宮廷庭園」という見方も、この特徴の理
解に寄与するのではないだろうか。


ラベル:京都 日本庭園
posted by pao at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築探訪_仙洞御所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月20日

古典建築探訪_仙洞御所 #03 醒花亭の内部    上京区京都御苑内/京都市



3月11日に発生した、東北・関東大震災で被害に遭われた方々に、
心よりお見舞い申し上げます。
そして、一日も早く平穏な生活に戻れますよう、心よりお祈り申し上げます。

被害の無かった地域においては、被災地への支援と同時に、これからの日本全体の
復興の為、更なる、新たな力強い、活力の喚起が必要であろうと思います。
共に支え合い、復興してゆかねば、と考えています。



醒花亭(せいかてい)の室内を見る


磯浜の風景には無くてはならないものが、この茶屋、醒花亭であろう。

磯浜もそうであるが、ゆったりとした、柔らかな曲線の浜辺に呼応するかのように、明るく、伸び
やかで、優雅なデザインである。


ラベル:京都 茶屋
posted by pao at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築探訪_仙洞御所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月08日

古典建築探訪_仙洞御所 #02 磯浜と茶屋(醒花亭)の風景  上京区京都御苑内/京都市


磯浜の先の醒花亭(せいかてい)を見る


仙洞とは、仙人が住むという、理想郷・桃源郷の意味があるという。ここ仙洞御所といえば、
天皇の位を譲位した上皇の住まいとして使用されてきたところである。何度かの火災で焼失
したようであるが、上皇がおられる間は、その都度再建されたが、上皇がいなくなった後は、
住まいとしての建物は、再建されず、点在している茶屋や茶室なとが庭園と共に、現在まで
残っているとのこと。


posted by pao at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築探訪_仙洞御所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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